初期はかぜと間違いやすい「マイコプラズマ肺炎」とは? 症状をチェック!
感染しやすく、例年流行することが多い「マイコプラズマ肺炎」。耳にしたことはあるものの、症状など詳しいことは知らないという方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、流行する前に知っておきたい基礎知識について、医師に伺いました。ぜひご一読ください。
マイコプラズマ肺炎とは? 「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによっておこる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの1つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告も見られます。
日本国内では1984年と1988年に大流行した事もあり、4年おきに大流行する感染症として以前は「オリンピック熱」と呼ばれていました。しかし、現在は年度などを問わず地域的に流行するようになってきており、季節的には秋から春先にかけて流行しはじめ、冬にやや増加する傾向があります。
マイコプラズマ肺炎の症状をチェック! マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」に感染している人の咳のしぶきを吸い込んだり、身近で接触したりすることにより感染すると言われています。
「肺炎マイコプラズマ」に感染すると、2~3週間の潜伏期間を過ぎて、
・発熱
・全身のだるさ
・頭痛・痰(たん)を伴わない咳
…などの症状が見られます。咳は少し遅れて始まることもあります。
咳は熱が下がったあとも長期にわたり(3~4週間)続くのが特徴です。多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。一般に、大人よりも小児のほうが軽く済む、とも言われています。
(監修:医師 佐藤 留美)