小中学生の学力、県内ワースト2位から数年でトップへ!豊後高田市の「学びの21世紀塾」とは? (2/5ページ)

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県内の市町村が参加した一斉学力検査で、豊後高田の小中学生の学力は県平均を大きく下回り、23市町村でビリから2番目という結果に終わったのだ。(ちなみに大分県の学力は全国レベルでも沖縄や大阪に次ぐ下位にあり、県内下位というのは全国でも限りなく最下位に近いことを意味する)

この衝撃の結果を受け、21世紀塾プロジェクトは本格的に始動した。

21世紀塾の注目すべき点は、以下の3つが挙げられる。

■1:人的・箱物資源の有効活用
■2:町全体で子育て・教育、新事業の創出
■3:現役教師・市の財政への負担軽減

■ 眠れる資源を掘り起こせ、持てる力をフル活用せよ!

21世紀塾は、まず土曜日の寺子屋講座から始まった。市内の公民館や小学校を利用しての学習支援やパソコン教室などだ。

幼稚園児・小学生には簡単な英会話や国語・算数教室を、中学生には英・国・数の補習授業を行った。

講師たちはボランティア(有償。講師料1時間1,500円)の一般市民。引退した元教員をはじめ、個人塾経営者、大学生などが自ら買って出た。また、地域に眠っていた人材も登用。

元銀行員や留学経験のある主婦、海外生活経験のある居酒屋スタッフなども“先生”として参加した。

また、中学3年生向けの夏季・冬季特別講座もスタート。各1週間の集中講座で、市外から著名予備校講師を招いての本格的な授業だ。もちろん生徒は無料で参加できる。

2008年からは、中学生向けに水曜日講座がスタート。市内6つの中学校で、部活動の無い水曜放課後に補習授業も始まった。また、市内の全幼稚園で英語遊びや文字遊びのクラスも展開。

2009年には寺子屋昭和館、2011年には寺子屋プラチナ館がオープン。小学生の毎日の放課後学習の支援を強化。ここで子供たちは市民ボランティアスタッフから常時きめ細かな学習サポートを受けることができるようになった。

だが、市町村合併で広域化した豊後高田市では、遠隔地に住むゆえに施設に通えない児童生徒もたくさんいる。そんな子供たちの為に、テレビ寺子屋講座も行われている。

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