小中学生の学力、県内ワースト2位から数年でトップへ!豊後高田市の「学びの21世紀塾」とは? (3/5ページ)

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電波混線地帯として有名な豊後高田では、ケーブルテレビの普及率が100%近い。

そのネットワークを利用したテレビ講座では、小学校高学年向けの英・国・算数、中学生向けの英・国・数、そして理科・社会を加えた高校受験対策の5科目講座が1年を通して放送される。

もちろん出演するのは市民や教師たちだ。各学校では講座のDVDも無料で貸し出しされている。

■ 子供にも大人にも市民としての自覚と連帯感を!

また、市民たちは学習支援だけでなく、様々な講座やアクティビティを通して21世紀塾へ参加することができる。

『わくわく体験活動』は遊びや地域活動参加を通じて子供たちが学び、楽しめる、人気のプログラムだ。地域の老人会や歴史・伝統保存会、社会活動組織のメンバーが中心となり、放課後や週末に行われている。

世代間の交流と地域社会を通した学びの機会は、子供たちにとっても高齢者にとっても意義のある活動だ。

少子化・過疎化に悩む自治体にとって、子供たちのスポーツ活動は大きな関心事となっている。全校生徒が数十名から百名程度の小中学校が多くなり、これまでの学校単位のクラブ活動が機能しなくなってしまっているからだ。

そこで21世紀塾ではスポーツの支援も重点的に行った。

『のびのび放課後活動』では、小中学生が放課後に市内各拠点校に集まり、スポーツを楽しめる環境を整えた。一校一校に予算を付けても中途半端に終わってしまうので、効率的に集約したのだ。

そして教員だけでなく市民も指導に参加できるようにし、29種のスポーツ団体を設立。世代間の垣根を取り払って、スポーツを楽しむ環境を推し進めた。

小学生のうちから、他の学校の生徒と練習したりすることで交流や結束が進み、中学・高校での県大会優勝という成果も出始め、2013年の全日本少年軟式野球大会における市立高田中学クラブの全国制覇という快挙も生まれた。

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