AKB48島崎遥香主演『劇場霊』コミカライズ記念!タカヲヨシノブ先生インタビュー (2/4ページ)
島崎遥香に似ていない?

(c)2015「劇場霊」製作委員会

(c)タカヲヨシノブ(週刊少年チャンピオン)
━━グラビアとの連動という話がありましたが、しかし、タカヲ先生の漫画では、あんまり島崎遥香さんに似てなくないですか? というか、他のキャラも全部似てないような……。
タカヲ「似てないというか、似せてないですね。というのは、映画と漫画ってやっぱりどうしても違うところがあるんですよ」
━━似せると、難しいところが出てきちゃう?
タカヲ「島崎さんの演じる水樹沙羅というキャラクターが主人公なのですが、映画をベースにすると、台本に書かれていて、撮影されて、動いてるところだけでしか水樹沙羅を掴めないんです。一方で、キャラクターをビジュアルから自分で作ると、台本に無いところも想像して描けたりして、よりキャラクターとして活き活きしてくるんです」
━━キャラクターのビジュアルはキャラクターの内面や性格と連動して作られるということですか? 例えば、キツい性格のキャラクターなら、ビジュアルもキツい感じで設定するとか。そこは生身の人間をベースにするよりも漫画の方が確かに自由度ありますよね。
タカヲ「そうなんです。表情とかも漫画の方が本当の人間の顔よりも自由に変えられますから」
━━しかし、たとえ現実の島崎遥香さんに似せて描いたとしても、それはそれで漫画なのだから、自由に崩して描いちゃえばいいんじゃないですか?
タカヲ「元々の人間の顔を真似するとなると、どうしても僕の中で枠ができちゃうんです。人間の顔はこんな動きしかしないから、ここからはみ出せないぞ、って。どうしてもそこで制限が掛かっちゃう。けど、キツい性格のキャラクターなら、元の顔をキツめに設定することで、よりオーバーな表現がしやすくなるんです。表情の可動域が広がると言いますか」
担当「漫画ってそういうことですよね。現実よりもオーバーに、デフォルメして描く」