我々の思っているイメージとは異なる、現代のテロリズムに関する意外な5つの事実 (3/5ページ)

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・3. アメリカで起きたテロが組織的に行われたことは滅多にない


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 アルカーイダ、ISIS、FARCなど、聞けば思わず背筋が寒なるようなテロ組織は数多くあるし、911同時多発テロ事件のイメージが強いため、アメリカでは組織的テロ行為が数多く発生しているというイメージがある。

 ところが、南部貧困法律センターによれば、アメリカにおいてテロ行為が組織的に行われた事例はごく少数で、そのほとんどは一匹狼(1人)もしくは2人によって実施されているという。

 同センターが60件のテロ事件を分析した結果、その75%近くが単独の犯人によって立案、実行されていたことが判明した。さらに、外部に協力者のいない2人以下の犯人に拡大すると、全事件の90%を占めてしまう。

 この「指導者なき抵抗」理論は、1980年代後半から90年代前半にかけて提唱され、政府が潜在的なテロリストを発見できない根拠とされた。1995年に共犯者1人の力を借りてオクラホマシティで168人を殺害したティモシー・マクベイの事件後、一匹狼によるテロ行為は急増し、1995~2011年ではほぼ3分の1が一匹狼による事件(南部貧困法律センターの調査で、犯人の大半を一匹狼が占めていたのもこれが理由)である。この時点において、すでに組織的なテロリズムはほとんど過去のものになっていた。・2. テロリストの目的は実現しない


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 研究によれば、テロ行為がうまくいった試しがないことが証明されている。テロリストの目的は、妥協された形であっても実現したことがなく、一般市民に対する無差別攻撃はその正当性を貶める結果にしかならない。
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