フランク・ミラーの最新作『ダークナイト3:ザ・マスター・レイス』 (1/8ページ)

Kotaku

フランク・ミラーの最新作『ダークナイト3:ザ・マスター・レイス』


『300』や『シン・シティ』の作者であり、ドラマ『デアデビル』の原型となるシリーズも手がけた偉大なアメコミ作家フランク・ミラー

そんな彼の代表作である『バットマン:ダークナイト・リターンズ』シリーズの第三弾『Dark Knight III:The Master Race』の第一号が、満を持してアメリカで先週発売となりました。
 


■『ダークナイト・リターンズ』

1986年に発売された『ダークナイト・リターンズ(DK1)』は、老齢のブルース・ウェインが再びバットマンとして復活し、街にはびこる悪党と立ち向かいながら腐敗した世界に新たな秩序をもたらさんと奮闘する物語です。


バットマンの前に現れる自称ロビンの少女も主人公の一人


『ウォッチメン』に並び称される傑作で、正史から外れた形で人気ヒーローの老後を描くという変化球な作品でもあります。

しかし、冷戦期の世相を反映したシニカルで重厚なドラマと力強いアート、そして骨の髄までハードボイルドな老バットマンのモノローグが合わさり、フランク・ミラーの才能にただただ痺れる内容です。

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