自動運転への布石で来年6月、国交省がミラーレス解禁か? (1/2ページ)
国土交通省が、来年6月に保安基準を改定してクルマのミラーをカメラで代用することを認めるそうだ。
これは、自動車の国際基準を定めている、国連の『WP29(自動車基準調和世界フォーラム) 』が一部のミラーに限定していた代用を、全てのミラーに拡大することを11月に決めたことを受けたもの。
高性能カメラの搭載によりドライバーの死角を無くすことで、交通事故の低減を図るのが目的だ。
国内主要自動車メーカーが開発を進めており、既に実用レベルに達していると言う。
国交省も、カメラによる死角対策を普及させたい考えで、夜間でも肉眼と同程度に見えるよう、モニターの明るさやコントラストを細かく規定、基準を満たせば、追加機能を認める模様。
2020年には量販車で“完全自動運転”機能の導入が見込まれており、多数の車載カメラが必要になることから、その予備技術として期待される。
■ 数々のメリットが考えられる
両側へ大きく出っ張っている現状のドアミラーが不要になれば、狭い道路でのクルマ、2輪車、人とのすれ違い時や駐車中の接触防止に繋がる。

source:http://newsroom.toyota.co.jp/
カーデザインの自由度が高まることで、『LF-FC』のように、モーターショーのコンセプトカーばりのスッキリとした意匠が可能となり、エアロダイナミクスが向上することで燃費向上や風切り音低減にも寄与する。
ドアミラーの場合、雨天時に雨粒が付いたガラス越しでの後方確認を余儀なくされるが、車内モニターによる後方確認が可能となり、夜間の視認性も大きく向上しそうだ。
フレームレートが高い最新のメガピクセル・イメージセンサが既に開発されているそうで、時差の無いクリアで高画質な映像が期待できる。
ミラーの電動格納機能などの省略により、コストダウンが可能となり、システム採用時のコストアップ是正が図れる可能性も出て来る。