プロが教える「カロリーゼロ」よりダイエット中に適した食べ物 (2/3ページ)
「甘いもので糖質を補おう、エネルギー補給しなければ、というのは一種の食べグセです。加えて、甘いものや炭水化物の糖質の方が手軽に摂取しやすいという環境の問題もありますね。甘いものから糖質を摂り続けていくと、行きつくところは糖質依存症(シュガーホリック)です」
「炭水化物(糖質)には強い中毒性がある」という森さん。糖質の多い食生活を続けていると、インスリンの働きで血糖値が下がったときに強い空腹感を感じるように。そこへまた炭水化物(糖質)で空腹を満たすことで、糖質中心の代謝になってしまうのです。
「忘れないでほしいのは、日ごろからタンパク質でエネルギーを増やすよう心がけること。体内で働く糖質は本来、食べた糖質だけでなくタンパク質からも体内でつくることができます。そして、砂糖やフルーツといった吸収の早い糖質はすぐにエネルギーになりますが、その分余りやすくて体脂肪になりやすいのです。タンパク質は必要分だけがエネルギーになり、体内でのエネルギーを調整しやすくもなります。
たとえば100gの糖質と100gのタンパク質、エネルギーは400kcalで同じですが、体のなかで果たす役割は全然違います。糖質はエネルギーになるだけ、いっぽうタンパク質は筋肉や髪の毛になったり、肌を改善したり。糖質を摂る機会を減らしていけば、欲しいと思う気持ちも薄まってきます」
小腹がすいたときこそ、身体にため込んだ脂肪を消費するチャンス。それでも、どうしてもなにかを口に入れたくなったときにはチーズやナッツ、卵といった低糖質で良質のタンパク質や脂質を摂るように心がけるのがよさそうです。
■「カロリーゼロ」でも0kcalじゃない!
甘いものが食べたいとき、つい手が伸びてしまうのが「カロリーゼロ」「カロリーオフ」と表示された商品。
これらについて森さんは「やめたい食べグセ」のなかで、いくつかの数字のマジックがあるので気をつけないといけない、と指摘しています。
ひとつは、「ゼロ」にも「オフ」にもカロリーはある、ということ。100mlあたり5kcal以下で「ゼロ」、100mlあたり20kcal未満で「オフ」の表示が認められているのだそう。