洋食缶詰の歴史を感じさせる明治屋『おいしい缶詰』 丁寧な作りに、油やソースの1ランク上の美味しさ! (5/5ページ)
2.「瀬戸内産いかなごのごま油漬(和風アヒージョ)」
メーカーおすすめの新商品2つ目は、「瀬戸内産いかなごのごま油漬(和風アヒージョ)」である。

いかなごは、瀬戸内では釘煮という佃煮料理が知られるが、そのいかなごをごま油を使って、スペイン料理のアヒージョ風にオイル煮にしたのがこの商品である。
これも食べた瞬間に、油の美味しさが口の中に広がる。ごま油とニンニク風味で和風なのだが、唐辛子の辛みと相まって地中海を感じさせる雰囲気がある。

少し熱めに湯煎して日本酒や焼酎でじっくりといただくと、これはなかなか“やめられない”肴となる。

小魚を丸ごといただく食感もよく、ニンニクと唐辛子味のハーモニーは、「とりあえずビール」のお通しには少々贅沢な感じ。この油を使って和風のペペロンチーノを作り、締めにするのもいいかも。価格は税別450円。

今回の明治屋の『おいしい缶詰』はどれも均質に美味しく、かつてのPUB缶時代の明治屋らしさも感じられて絶賛ばかりしてしまったが、ぜひ読者の皆様も自分の好みを探して、いろいろと味わってみて欲しい。ほんのちょっと一工夫してお皿に盛りつければ、本当に缶詰か?と思いたくなるものばかりである。
また今回3回にわたって、いわゆる高級おつまみ缶詰をご紹介したが、味には大きな差が感じられた。これからの年末年始、家でお酒を飲む機会も多くなると思うので、これを機会に、ぜひご自分でも試してみてはいかがだろう。その参考に、この記事を読んでもらえれば幸いである。