「思いやり」も「愛」も感じられる! バーチャルペットも「ペット」になれるってほんと? (1/2ページ)

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子どもの社会性にも好影響を与える「ペット」。好きな動物と一緒に暮らしたいけど、ちゃんと世話できるか不安で、あきらめているひとも少なくないでしょう。

パソコンやスマホで見かける「バーチャルペット」はどのような効果があるのでしょうか? いくら愛着を持っても画面の向こうの存在であり、対話ができても「プログラムの結果」なのはまぎれもない事実ですが、想像以上に好印象で、愛着や仲間意識を持つことがわかりました。ただし、こちらの「ことば」が通じず聞き返しが多いと気分は一気に低迷、男性は「動物」をイメージしながら接するひとが多く、時間とともにトーンダウンしてしまうなど、改良の余地はまだまだありそうです。

■ペットと暮らせば元気になれる?

2013年のデータから、日本のペット飼育率は、

 ・イヌ … 15.8%

 ・ネコ … 10.1%

 ・金魚や熱帯魚 … 7.7%

と、3割強のひとがなにかしらの動物と暮らしています。ただしペット禁止物件に住んでいる、ひとり暮らしなので充分に世話できないなどの理由で諦めているひとも多く、制約がなければペットと暮らしたいと思っているひとは56.3%とのデータから、半数しか実現できていないのが現実です。

ペットとの暮らしには、どのような効果があるのでしょうか? かわいい、癒やされるなどの単語をよく耳にしますが、人間は養育行動によって、ペットは愛着を感じることでオキシトシンというホルモンが増え、これがリラックス感の源であることがわかりました。また、子どもには責任感や忍耐力、高齢者は孤独感の軽減だけでなく、安心感や「やる気」が増えることもわかりました。ペットを飼っているひとは通院回数が減るというデータもあり、海外では医療費を減らす効果に期待が寄せられるなど、動物と一緒に暮らすことによって多くの恩恵を受けられるのです。

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