苦手克服のためはNG?失敗しない習い事選びには「ハンカチの作用」が有効! (1/2ページ)
親というものはわが子に不足している部分に目が行ってしまうものです。「お友達が出来ていることなのにどうしてあなたは出来ないの」と他人や兄弟と比べて責めてしまったり、得意なことがあるのにもかかわらず苦手なことを克服しようと必死になったり……つい、ダメ出しが多くなってしまいますね。
習い事もそんな感覚で選んでしまう親御さんも多いように思います。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が習い事の選び方についてお伝えします。
■自分の習い事はどうやって決めてる?
ママ自身の習い事を選ぶときはおそらくこんな理由で選ぶでしょう。
「私は料理が好きだからクッキングスクールに通いたい」
「お花が好きだからフラワーアレンジメントの教室に通おう」
「ネイルが好きだから人気のネイル教室を探そう」
自分が好きで得意なものを選びますよね。
■子どもの習い事は?
ところが、子どもの習い事を選択するとき“本人がそれが好きかどうか”の視点をすっかり忘れてしまって「○○が苦手だから克服させよう」の基準で選んでしまう人がいます。
例えば……
「運動が苦手だから、体操教室に通わせよう」
「水が嫌いだから水嫌いを克服させるために水泳教室に通わせよう」
でも、これで入会させられた子どもは喜んで通うでしょうか? きっと嫌がって長続きしないでしょう。
ある小学一年生の生徒がいました。算数の計算問題は得意なのですが、活字を読むことが嫌いで文章問題が全くできませんでした。
母親は、文章問題だけのドリルをどっさり与えて、苦手を克服させようとしました。すると、苦手な文章題ができるようになるどころか、得意だった計算すら嫌いになり、勉強から目を背けるようになってしまったのです。
このように、出来ないことばかりやらせていると成功体験を味わうことができません。そして、「自分はダメである」と思うようになり自信がどんどん失われていきます。