デヴィッド・ボウイの曲が流れる映画の名シーン7選 (3/5ページ)
■『オデッセイ』(2015)
マット・デイモン演じる、火星にたった一人で取り残されてしまった宇宙飛行士の生き残り劇を描いた本作に使われたのは、『ジギー・スターダスト』収録の『スターマン』です。
デヴィッド・ボウイの代表作の1つである『ジギー・スターダスト』が他のアルバムと異なるのは、ボウイが異星からやってきた架空のスーパースターの「ジギー」を演じ、その成功から没落までを描いた物語を収録した曲で語っている点。
「スターマン」はラジオを聞いている子供が空にいるスターマンの曲を初めて聞くという内容で、『オデッセイ』の感動的なクライマックスを盛り上げるのに適した選曲となっています。
■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
70年代の曲を盛り込んだ本作のサウンドトラックは『Awesome Mix vol. 1』は、2014年で最も売れたサウンドトラックの1つ。
これに収録されているのが、宇宙船ミラノ号がノーウェアに向かうときに流れる『月世界の白昼夢』です。上の「スターマン」同様、『ジギー・スターダスト』からの楽曲で、アルバムの1曲目を飾っています。
『月世界の白昼夢』を使うことで、ノーウェアにやってきた5人のメンバーが、ジギー同様に異星からやってきたスターだと伝えたかったのかもしれません。