管理栄養士に聞きました! 「美肌」をつくる栄養成分、効果的にとる食事とは!? (1/3ページ)
赤ちゃんのほっぺのようなモチモチですべすべな肌、透明感があってツルツルな肌にあこがれるけれど、鏡に映る自分の顔を見てがく然としたことはないですか。
「健康で美しい肌をつくるためには、毎日の食生活こそが重要なのです」と話すのは、管理栄養士の西山和子さん。そこで、美肌をつくる食事について教えてもらいました。
■美肌をつくる食事とは……?――肌の状態と食事には、どのような関係があるのですか?
西山さん 肌の状態のよしあしは、皮ふの細胞の生まれ変わり、つまり新陳代謝が効率よく行われるかどうかが影響します。赤ちゃんのツルツルした肌はそれが非常に活発なわけです。
新陳代謝を促すには、細胞にとって適切な栄養素と水分をタイミングよくとることが重要になります。
――鏡を見て化粧ノリが悪いとか、肌が荒れているなと気付いたときは、つい化粧品で取りつくろおうとしますが、実は栄養の状態が悪いということでしょうか。
西山さん その可能性が高いです。ストレスや睡眠不足など、生活リズムの状態や紫外線も関係しますが、肌が荒れていたら、まずはご自身の食事の内容を思い出してみてください。「食べすぎ」、「飲みすぎ」、「急激なダイエット」、「パンやファストフードなど単品ばかりを食べている」など、偏った食事をしていませんか。美肌をつくるには、「主食、主菜、副菜のそろった栄養のバランスが整った食事」をとることがポイントになります。
――栄養のバランスが整った食事の内容とは、どういうものなのでしょうか。
西山さん まず、「ヒトが健康に生きていくために必要な栄養素」を知っておいてください。これは、「タンパク質」、「脂質」、「糖質」、「ビタミン」、「ミネラル」です。
「タンパク質」は筋肉や臓器など体を構成する成分であり、体を健康に保つためにさまざまな働きをします。「糖質」や「脂質」はエネルギー源となり、生命を維持するために必要です。
また、「ビタミン」と「ミネラル」は体の働きを正常に保つために、いろいろな種類が必要になります。皮ふの細胞は、それらの栄養素が作用し合って再生を繰り返すわけです。