【永田町炎上】元政策秘書が見た「甘利辞任」の真相と政治家の口利きビジネス (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

『週刊新潮』によれば、一色氏は甘利大臣の後援会なるものの立ち上げに際し、出席しなかった白井市長や白井選出の県会議員の田中某に「因縁をつけた」というのだが、それが事実なら、根っからの「恐喝体質」なのであろう。自民党の高村副総裁は「罠を仕掛けられた感がある」と語っているが、筆者も同感だ。

 そもそも一色氏のような人物が何の得もないのにURとの交渉など引き受けるわけがない。おそらく薩摩興業からそれ相応の報酬を得ようとしたのであろうが、思うように補償金交渉が進まず、趣旨替えして、安倍政権を快く思わない勢力に話を持ち込み、唆れて『週刊文春』を利用したのではないか。安倍政権に揺さぶりをかけようとした可能性も否定できない。おそらくそれは野党などでなく、ヤクザや右翼、エセ同和などの「闇社会」の人間と繋がった自民党の引退した大物議員ではないかというのが筆者の“空想”だ。

朝倉秀雄(あさくらひでお)
ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。最新刊『平成闇の権力 政財界事件簿』(イースト・プレス)が好評発売中
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