【毒親と芸能人】杉本彩も悩んでいた…毒になる親、壮絶な”家庭環境”

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毒親に悩んでいる芸能人は多い… Photo by Greyerbaby
毒親に悩んでいる芸能人は多い… Photo by Greyerbaby

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 洗練された雰囲気を持つ杉本彩(45)だが、実は小さいころに“毒親”に悩まされた経験を持っている。子供のことを省みずに、自分の生活を第一に考える親元で育った影響から、早くに家を出て、自立するための芸能界に入ったという理由を持っている。自立して毒親から離れられたはずなのに、その後も親と子の確執が続いているという。

■カネで揉めて親と絶縁した過去も

「杉本の実家は比較的裕福な家だったという。しかし、父親が借金の保証人になってからは貧困地獄に陥り、母親は父親に愛想をつかし、男を作って出ていくなど崩壊寸前の家庭環境で育っている。自分のために、父親のためにお金を稼ぐ必要があったことから芸能界にデビューしたという経緯があります」(週刊誌の芸能デスク)

 その後、杉本は芸能界で成功し、その資金を元に化粧品会社を立ち上げるものの、再び親との間でお金に関して問題が勃発する。話し合っても和解しないことがわかったことで、絶縁という選択を強いられた。本来、親は子供に迷惑をかけないようにしようと考えるのが普通だが、“毒親”は子供の事より自分の生活を守ることに必死になるものだ。

“毒親”の場合、子供が小さいころから洗脳して自分の言う通りにさせようとするが、杉本の場合は、芸能界に入って自立した考え方を持ったことで、毒親と離れることができたようだ。

 杉本のネコに対する熱心な保護活動やと年下夫への過剰な愛情は、そんな壮絶な経緯から生まれたものと言えるだろう。毒親と関係を断ち切った杉本には、人生を楽しんでいる者特有の輝きがあるように思える。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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