「社会の変化」は「絵本の表現の変化」でわかる? (1/3ページ)

Kotaku

「社会の変化」は「絵本の表現の変化」でわかる?


言葉や表現は、時代と共に変化していきます。一昔前までは「看護婦」や「父兄」という表現は普通でしたが、今はジェンダーフリー化により、「看護師」や「父母」に置き換えられます。

日本でも、これまで放送禁止用語ではなかった言葉が放送禁止用語になっているなど、時代とともに表現は変化していくものです。

今回はboredpandaが取り上げた、アメリカの絵本作家Richard Scarryさんの『Best Word Book Ever』の1963年版と現代版の比較をご紹介します。

この半世紀の間で、どれほど表現が変化したのか、見てみましょう。

トップ絵は、左が1963年版で右が現代版。白○では、子供が女の子に、料理をしているお母さんにお父さんも加わっています。黒○の農家には女性が追加され、赤○の警察官は「policeman」から「police officer」という表記に変わりました。


お父さんだって料理する


台所にお父さんが追加されています。


あっさりとし記述に


「ハンサムなパイロット」がただの「パイロット」に変わり、「かわいいスチュワーデス」が「客室常務員」に変更されています。

「「社会の変化」は「絵本の表現の変化」でわかる?」のページです。デイリーニュースオンラインは、書籍すごいアートカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る