【アニメ漫画キャラの魅力】自然との調和を目指す!強く気高き少女「ナウシカ」の魅力『風の谷のナウシカ』 (1/3ページ)

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 1984年にアニメーション映画として公開された『風の谷のナウシカ』。物語のテーマや本質はいまいち分からないまま、ただ作品中に登場する「オウム」という蟲が怖い、インパクト強すぎる、見た目強烈、気持ち悪い・・・そんな印象を持っていた子供たちも多いのではないでしょうか?しかし、そんな子供たちも、家にある椅子を横に倒しては、作中でナウシカの操る「メーヴェ」と呼ばれる乗り物に乗るマネをしていたものです。

 物語の内容を理解出来ないほどの幼い子供にも強い印象を与えた「ナウシカ」の勇姿。彼女は美しく気高く正義感にあふれ、若干15歳という若さで世界を救おうとしていたのです。


⇒ナウシカとは?(風の谷のナウシカ)
http://www.charapedia.jp/character/info/10135/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■愛と強さに溢れた風の谷の王女

 『風の谷のナウシカ』の舞台は遠い未来。文明が発達し、優れた技術を持ちすぎた為に、自ら滅亡の道をたどった愚かな人間たちの成れの果ての世界の話です。そんな荒廃した世界で、人間たちは“蟲”と呼ばれる大型昆虫類の脅威に身を震わせながら細々と生き延びていたのでした。

 主人公「ナウシカ」は自然や蟲を愛し、小さな集落(国)「風の谷」に生まれた王女様です。母は幼くして亡くなっており、病魔に蝕まれ余命間もない父である王の傍ら、決して気取らず、贅沢もせず、自らも国民の1人として人民に寄り添い生活しました。彼女の聡明で活発な姿には誰もが好感を持つ事でしょう。また、ナウシカがいつも着ている青い衣装。冷静に物事を判断し、統率できる王族の気高さ、そして大切な家族の命を奪われた場面では常軌を逸して兵士を殺める彼女の冷血さをも表しているようです。

 そう、ナウシカの魅力は、優しく明るく可愛い、決してそれだけではないのです。こんな時代に生まれたからこそ、彼女は強くいなければなりませんでした。彼女の小さな手には己の命だけではない、国民の命までも背負って生きていかなければならない、過酷な宿命が握られていたのです。

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