学生発・酒蔵インターンがいよいよ始動! 日本酒で海外を目指す「事業立案ワークショップ」開催 (2/4ページ)

学生の窓口

学生日本酒協会の代表である伊澤優花さん

課題は、各蔵に割り振られた"フランス""アメリカ東海岸""アメリカ西海岸"といった海外の国や地域へ、いかにして日本酒を販売するかの企画立案。学生日本酒協会の代表である伊澤優花さんから「ゴールは、グループごとにワークシートを完成させて5分間のプレゼンテーションを行うことです」と説明があると、学生たちは各自で事前に準備したワークシートと、収集してきた各国のデータや情報をもとにディスカッションを展開しました。

酔鯨酒造グループと南部美人グループが担当した"フランス"では、ワイン文化が深く根付いている中での日本酒の位置づけが議論の中心に。「中国の全く違うお酒と混同されやすい」などの現状が指摘されたほか「料理によってお酒を変えるコース料理に組み込めないか」「ホームパーティに訴求してはどうか」といった、現地のライフスタイルと日本酒との融合が検討されました。

"アメリカ東海岸"は勝山酒造グループと平和酒造グループが担当。日本料理店が比較的多いため、富裕層を中心に日本酒も浸透していると思いきや「日本人が考えるよりも理解度は低い」と分析。「日本酒そのものだけでなく、ストーリー込みで紹介する」「深く語れる人材を現地で育成する」といったビジョンを形にする方法が話し合われました。また、楯の川酒造のグループが取り組む"アメリカ西海岸"でも、日本酒が正しく扱える本格的な日本料理店はごく少数であることから、そうしたTOPレストランに楯野川を卸すための施策について、具体的に検討されました。

最初は遠慮がちだった学生も、「日本酒の仕事がしたい」という同じ志を持つ者同士。

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