悪ふざけの"恒心教騒動"が一転、児童ポルノ禁止法の問題点を浮き彫りに (1/2ページ)

東京ブレイキングニュース

悪ふざけの"恒心教騒動"が一転、児童ポルノ禁止法の問題点を浮き彫りに
悪ふざけの"恒心教騒動"が一転、児童ポルノ禁止法の問題点を浮き彫りに

 2ちゃんねる発の炎上案件の中に『恒心教騒動』というものがある。それがどういう代物かは、あまりに幼稚でくだらないため各自で調べてみて欲しいが、簡単に言うと2ちゃんねらーと、彼らに玩具にされた弁護士との戦いである。

 この騒動に乗じ、標的となった弁護士を誹謗中傷する目的で、Googleマップ上の施設名などを書き換えて遊んでいた30歳の男が逮捕・書類送検された。これだけならばネットの悪ふざけでアホが逮捕されたというだけの話なのだが、男が所持していたPCやHDDに保存されていた90万点を超えるエロ動画や画像の中に、海外の有料サイトで入手したとされる10歳前後の女児のわいせつ動画があり、児童ポルノの単純所持容疑でも書類送検された事をキッカケに、笑い話では済ませない展開を見せることになった。

■押収物として無関係の"フィギュア"が置かれる疑問

 この事件が報道された際に、警察は押収物としてPCなどを並べていたのだが、それらの目立つ場所にフィギュアが置かれていたのである。TBN(東京ブレイキングニュース)で私の記事を読んでくださっている皆様には今さら説明の必要もないが、現状の児ポ法にはマンガ・アニメ・ゲームは含まれない。ましてやフィギュアが含まれるはずもない。にもかかわらず「児ポ法違反で逮捕」という情報を伝える場に、押収物として無関係なフィギュアが置かれていた事の重大さをご理解いただきたい。

 警察は宮崎事件の昔から何も変わらず、未だにこの手の事件を起こす人間を「フィギュアのようなオタクコンテンツを好む人種だ」とレッテル貼りをし、意味不明な印象操作をしようとしているのである。事件と無関係なフィギュアを押収するというリスクを負ってまで、彼らにはそれをせねばならない理由があるのだろう。

 これに対して、さっそく参議院議員の山田太郎氏が追求。山田氏の報告によれば、警視庁生安課のサイバー犯罪担当者は(山田氏の事件と無関係な物品を押収していいのかという問いに対して)「できない。関連性が認められるものしか押収できない。実際に関連性があるからこそ押収物として公開した」と答えたという。この担当者の受け答えが事実とすれば、日本の警察は児童ポルノの概念はおろか、捜査のルールすら正しく認識できていない事になる。

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