足と靴専門の理学療法士に聞いた! 長時間歩いても足の小指が痛くならない方法 (3/3ページ)
リペアショップがないときは、コンビニや100円ショップでも売っている、足先部分のインソールを使ってみてください。靴の中での滑りを多少、軽減できるでしょう。ただし、ソールを貼り付ける方法のほうが、靴の傾きを軽減するので根本的なケアになります」と三浦さん。
足の小指を痛めてしまった場合は、どうケアをすればいいでしょうか。
「指が赤く腫れて炎症を起こしているようなら、アイシングをしてください。野球のピッチャーが試合で投球後に、肩を冷却材でグルグル巻きにしていますが、あれと同じ理屈で、炎症に対しては冷やすことが一番です。氷をハンカチや薄いタオルなどで包み、5~10分ほど小指に当ててください」(三浦さん)
これまで新しい靴を履いたときは小指が痛むのが当前だと思うほど、毎回痛みが出ていました。靴の中で足が外側に滑っているとイメージし、靴下の縫い目に注意、靴のソールの修繕、痛みがあればアイシングということです。どの方法も、さっそく実践したいものです。
(小山田淳一郎/ユンブル)
取材協力・監修:三浦賢一氏。理学療法士。足のケアと靴の製作の馬喰快歩堂(ばくろかいほどう。東京都中央区)所長。NPO法人オーソティックスソサエティー理事。一般社団法人日本ソーシャルウォーク協会理事。
馬喰快歩堂:東京都中央区日本橋横山町5-18-1F
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