【タイ全裸騒動】ネット炎上対策企業が自社の炎上を防げなかったワケ (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

タイ・ホアヒンのビーチで起きた邦人集団全裸事件(写真はイメージです)
タイ・ホアヒンのビーチで起きた邦人集団全裸事件(写真はイメージです)

 高級リゾート地、タイ王室の保養地として知られるタイ・ホアヒンのビーチで日本人男性の約20人の集団が、酒に酔って全裸で騒いだことが、タイ人がツイッターにアップした写真画像が拡散したことで発覚。この問題を起こした日本人複数名が所属する株式会社DYMが、「ネット炎上対策企業」の一面をもつことが明らかになり、現在は自社が炎上するという皮肉な結果に陥っている。

■日本の恥さらし? タイ警察もご立腹

 地元警察は「タイのイメージ悪化」を懸念して調査に乗り出し、騒動を起こした企業および氏名のリストを入手。同団体の旅行斡旋を行なった代理店に対して警告も与えたという。また、もしリストに入っている日本人がタイに再入国した際は事情聴取を行う用意があると話している模様で、今回の一件にご立腹の様子がうかがえる。

 日本国内でこの騒動が報じられると、ネット上に怒りまじりで「日本の恥をさらしたのはどこの企業だ?」という声があふれた。その後、騒動に関わった団体が所属するとして、都内IT企業のDYMが11日、公式サイトを通じて「旅行先の解放感でタガが緩み、深く考えることなく、タイ王国の国民の方々の名誉感情を害する行いに至りましたこと、深く反省し、心よりお詫び申し上げます。今後、同様の事が無いよう、メンバーの教育を徹底して参る所存でございます」と謝罪した。

「もしかすると大学生時代のノリで裸になったのかもしれませんが、あくまでそれは日本の一部の閉鎖的なコミュニティーで許された行為であり、他国のパブリックな場所でやるにはいささか度が過ぎています。国際常識の欠如を示してしまいましたね」(報道関係者)

 DYMは「世界で一番社会を変える会社を創る」というビジョンを掲げているが、とりあえずタイ人の日本人イメージを変えることには少し成功したようだ。

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