医学博士が語る!季節の変わり目に注意したい赤ちゃんの病気とは? (1/3ページ)
季節の変わり目は、人間にとって体温を大きく調節しなくてはならないもの。この時期の調節が上手く行かなくなってしまうことで、体調不良を引き起こしてしまうことがあります。
しかし、大人の場合であれば体温調節も上手くできるようになっていますが、まだまだ体温調節が上手くできない赤ちゃんにとっては、体調を崩してしまう可能性があります。
■春の訪れは気分も晴れやかになるもの
“陽気な春”と言う言葉があるように、暖かくなってくると気分も晴れやかになってきます。これは本能的なものであると言われており、元々動物には冬眠をする習性があります。
これは寒い時期に活動量を抑えてあげることで、寒さに耐えようとする働きとなります。もちろん人間は冬眠をするわけではありませんが、寒い時期に昼間眠くなってしまうというような機会もあったのではないでしょうか?
また、人にもよりますが、一般的に寒さに耐えるために、脂肪を蓄えるようになります。ですから秋から冬にかけて食欲が増加し、体重が増えてしまうということもあると言われています。
長かった冬もようやく越して、暖かくなってくると寒さによるストレスが少なくなるために、多幸感をもたらしてくれるドーパミンやセロトニンと言った神経伝達物質が多く分泌されると言われていますが、これらは気分を高めてくれる物質です。
暖かくなることによって皮膚に対する暖かい刺激や視覚、嗅覚など全身で心地よさを感じるために、これらの物質が分泌され、気分が晴れやかになるのです。
■季節の変わり目は体調を崩しやすいってホント?
でも、季節の移り変わり目は、ママ自身はもちろんのこと、赤ちゃんが体調を崩さないかヒヤヒヤする時期でもあります。
人間は脳の中の視床下部(ししょうかぶ)と言う所に体温調節中枢と言うものがあります。よく「平熱は●●℃」ということがあると思われますが、これらはこの視床下部の体温調節中枢によって決定しています。
例えば、寒いところにいると皮膚が寒さを感じて体温が下がってきます。体温が下がると体温調節中枢が「体温が下がってしまった、上げなくては」と言う認識をします。