白タク、運び屋…「裏家業ドライバー」違法アルバイト実態 (2/4ページ)

日刊大衆

「たびたび警察によって摘発される白タクですが、個人のみならず組織的に営業しているグループもあり、中には年間数億円もの売り上げがあるグループまであるんです」(全国紙記者)

 その白タクは、大きく2つの形に分けられるという。一つ目は路上で営業するタイプで、タクシー利用者が多い地域で呼び込みをして、客を募るのだという。「特に、都心南部のS駅や有名繁華街近くのD橋付近に多くいて、“横浜方面行きませんか?”などと声をかけて複数の客を集め、ワンボックスなど大きめの車で送迎します。タクシーと違って一人ではない分、料金が安くなり、利用者も集まるんです」(前同)

 とはいえ、このやり方では人目につきやすいので、どうしても摘発されやすい。そこで生まれたのが、もう一つのタイプだという。「携帯電話で馴染みの客からの要請のみ受けるんです。これだと、一見しても分からないので、摘発も難しい。利用者の口コミに頼る部分が大きいんですが、中には“韓国人限定”などと謳うケースもあります。実際、2014年3月には、韓国語が通じるのを売りにした白タクグループが警視庁に摘発され、年間売り上げが数億円規模だったことが判明しました」(同)

 また、裏稼業ドライバーで忘れてはいけないのが、運び屋だ。「“物を運ぶだけで5万円”などとネットなどで募集し、希望者の自家用車やレンタカーを借りさせるなどして、物を運ばせるだけと至極単純。とはいえ、もし中身が普通の物であれば、業者に頼めばいいわけですから、このようなケースは大抵、薬物や拳銃の運搬でしょう」(捜査関係者)

 しかし、知らぬ間に犯罪の片棒を担がされる場合もある。「正規の宅配業者を装って“繁忙期だけの期間アルバイト”などと謳って、働き手を募集。しかも、バイト代が時給1100円など相場通りだったら、誰も怪しまない」(前同)

 また、裏社会ジャーナリストは、Nシステムかく乱目的の運転アルバイトがあると話す。Nシステムとは、自動車ナンバー自動読み取り装置のことで、道路上に設置された、通行車両を記録する装置のことだが、これを“かく乱”させるとは、どういうことなのだろうか。

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