人間は不気味の谷を克服し、アンドロイドと恋に落ちることは可能なのか? (3/5ページ)

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Humanoid Robot - Gemonoid HI-1 Android Prototype

 石黒博士がジェミノイドを開発したのは人間を知るためだという。彼の考えでは、人間とロボットはさほど違わない。「私たちの方が自律的かつ知的、それだけです」と語る。

 彼のロボットはそれぞれ異なる役割を念頭に開発が進められている。最も人間に近い姿のものなら、ホテルの受付、博物館のツアーガイド、語学の教師といった役が適任だろう。実験では、開発された中で最も人間に似ているロボットに対して、80%の人が本物の人間と間違えて挨拶をしたという。

 石黒博士は実地試験として、認知症患者や自閉症の子供とロボットを交流させてもいる。こうした状況では、あえてロボットっぽい姿の方が適切であるそうだ。

 「そうした人は人間と話したがりませんから。人間にそっくりなロボットでもね。でも自閉症の子供が成長すれば、人間に似たロボットも受け入れやすくなるでしょう」

一般家庭用対話ロボット、コミュー

 研究用に何台かの発注を受けている石黒博士だが、一般家庭がジェミノイドを購入するようなことはないだろうという。1,000万円もの値段がその要因の1つだ。だが今後数年のうちに、より小型の社会的対話ロボット”コミュー(CommU)”を家庭に普及させられればと語る。

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ロボット「コミュー」「ソータ」の対話

 これは会話をシミュレートする音声認識と人工知能を搭載したおしゃべりロボットだが、アマゾンの人工知能スピーカー”エコー(Echo)”よりはずっと可愛らしい。練習不足で英語が苦手な日本人にとっては、語学の家庭教師としても有用だという。
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