人間は不気味の谷を克服し、アンドロイドと恋に落ちることは可能なのか? (2/5ページ)
現在、ハンソン博士はIBMやインテルと提携して、その技術を取り入れる方法を模索しているという。
アンドロイド・ロボットの未来
「私たちの目標は、彼女を人間と同じく意識があり、創造的で、いろいろなことができる存在にすることです。医療やセラピー、あるいは教育や顧客サービスで活躍するロボットの設計を進めています」とハンソン博士。
同博士によれば、将来的にロボットは人間と区別がつかなくなるそうだ。人々と一緒に歩き、遊び、あるいは教えたり、手だすけしたりして、本物の関係を構築するようになる。
「人工知能は人間の大親友になるくらいまで進化するでしょう。それによって私たちは人間らしさを奪われたりはしません。むしろ取り戻すことができるのです。人々が距離を置く傾向は薄れ、代わりに人同士あるいはロボットとの結びつきが得られます」と話すハンソン博士は、今年後半にアンドロイドの価格と販売について発表する予定だそうだ。
アンドロイド開発のカギ
人間の世話をするロボット開発の鍵となるのが、技術の応用方法を模索する一方、そこにデータ収集が可能な人の顔を与えることだという。
「超知能を備えた機械あるいは人間と変わらない機械が人との結びつきを失い、これを意に介さなくなるという危険を防ぐ上で非常に役立つでしょう」とハンソン博士は話す。
IRC 知能ロボティクス研究所 のジェミノイド
ラテン語で双子を意味するジェミニにその名を因む”ジェミノイド”は、開発者である石黒浩博士に瓜二つだ。プラスチック製の頭部、金属の骨格、シリコンの皮膚で作られたジェミノイドは、外部のコンピューターによって制御される。