最初から100点を目指さないほうがいい! 仕事を「50点で早く仕上げる」ことのメリット (1/2ページ)

フレッシャーズ

仕事を頼まれたら、できるだけ完璧にして提出したいですよね。でも、本当に仕事全体のことを考えていれば、100点を目指すよりも、50点で出すことが必要なのです。今回はそんな新人のための心得、「50点でいいから早く出せ」について考えてみましょう。

■仕事は50点で構わないから早く!

例えば、初めて顧客プレゼン資料の作成を頼まれたとします。期間は2週間あります。どのタイミングで、どこまでできたら提出しますか?

新人であればあるほど、「仕事ができる人だと思われたい」と思ってしまって、100点を目指してしまいます。その結果、締切ギリギリになって自分の最高傑作を出すのです。しかし、新人が考える「最高傑作」は、本当にその仕事に適したものになっているでしょうか? そんなことはありませんよね。上司が見れば「もっとこうして、ああして」と思うのが普通です。でも、100点を目指した結果、時間がなくなってしまって修正ができないのです。

これを防ぐためには、「50点で構わないから早く出す」ことに力を傾けるべきなのです。1週間で50点まで来たな、と思ったら、その段階で提出しましょう。そうすれば、まだまだ時間があるため、上司からの指摘を受けて修正をすることができます。万一、全部やり直しとなったとしても、これまで1週間かけて作ったものぐらいなら、残り1週間でより良いものにすることができるのです。

■1人で100点になんてできない

新人がまず心がけたいのは、1人で100点に仕上げることなんてできないと肝に銘じることです。どんなにビジネスセンスにあふれた人でも、その仕事に適した方法が身に付くのは時間がかかります。そのため、上司や先輩の力を借りるのが当たり前だと考えましょう。1人で100点にするのではなく、たくさんの人の力を集結させて、100点を目指していくのです。

最終的にできたものが100点である必要もありません。

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