40年以上の研究で判明!人生の問題を「解決する」3つの方法 (1/3ページ)
『逆境を生かす人 逆境に負ける人』(アル・シーバート著、林田レジリ浩文訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、とてもユニークな経歴の持ち主です。なにしろ心理学博士でありながら、元落下傘部隊隊員だというのですから。
その結果、「逆境に負けず生き抜いた人」を40年以上にわたって研究し続けているというのだとか。つまり落下傘部隊隊員としてのキャリアが、結果的には大きくプラスに作用しているわけです。
たとえば2001年に世界を震撼させたアメリカ同時多発テロ事件後は、生存者、介護者、救急隊員の心理ケアのサポートを積極的に展開してきたのだといいます。
また著者としての評価も高く、1996年の『「逆境に負けない人」の条件 「いい加減さ」が道を開く』(邦訳は2005年、フォレスト出版刊)によってベストセラー記録を打ち立ててもいます。
そんな著者の最新刊である本書では、ここでは「誰でも心の弾力性を身につけることができる方法」を紹介しています。
■1:論理的に問題解決する
どんな人の人生にも、多かれ少なかれ問題はつきもの。しかしどんな種類の問題であれ、大切なのは疑問を持つことだと著者はいいます。特に倫理的に問題を解決する場合には、次の手順が大切なのだとか。
(1)正確に状況を読む
「なにが問題なのか? 事実はなんなのか? 深刻度はどれほど? 緊張度は? 時間の猶予はあるか? 他に知るべきことは? 誰が行動するべきなのか?」
このように、客観的な状況を把握するべき。
(2)自分がすべきことはなにかを考える
状況と自分をここで結びつけるということ。「自分はなにを得たいのだろうか? 自分の行動のゴールはなにか?」と考えてみる。
(3)どうしたら(2)にたどり着けるかを考える。
ひとつだけでなく、複数の選択肢を用意し、そこにリスクや落とし穴はないかを考える。もし時間があるなら、何人かで話し合うのもいいとか。
(4)行動を起こす
不安があるのは当たり前。でも「どうすればいいのか」が事前にわかっていればできるはず。