マレー「僕のピークはまだこれからくる」[ムトゥア マドリッド・オープン] (4/5ページ)
彼はベースラインからプレーするのが好きで、非常に安定したグラウンドストロークの持ち主だから、どちらかというと長いポイントを好む。今、通常より早めにネットに出るなどして、プレッシャーをかけ、彼に対してはポイント(にかける時間)をより短くしようと努める選手が増えつつあるように思うが、ジョコビッチはコート上のどこからでもいいショットを打つ能力を持っているから、その作戦も、常にうまくいくわけではない。彼に対しては、複数のゲームプランを持って戦うのがいいと思うよ。もしひとつの作戦がうまくいかなかったら、別の作戦に切り替えればいい。次はどんな手でくるかと、彼に推測させ続けるような状況をつくり、できるだけ彼が心地よい状態でプレーできないようにすることが、重要なんだ」
――あなたはごく最近、父親になりましたが、全豪オープンの決勝に至ったにも関わらず、もしも大会中に子供が生まれることになったら、大会を途中棄権していただろうと言いました。親になったことで、最優先事項は変わりましたか?
「人生の環境が変わるにつれ、優先事項が変わるのは、ごく自然なことだ。ソフィアが生まれて以来、テニスはもはや、僕にとって最優先事項ではなくなった。もちろん、コート上にいるときには、テニスに100%集中しているけれど、コート外にいるときには、父親であることと並行してことを行いながら、いかにしていいバランスを保っていったらいいかを、学ばなければならない。でもここまでのところ、僕は父であることに大きな喜びを感じ、父としての生活を心から楽しんでいる」
――あなたは限界を次から次へと破っています。母国のオリンピックで金メダルを獲り、ウィンブルドン・チャンピオンとなり、デビスカップで優勝しました。あとは、何が残っているでしょうか?
「たくさんのことがあるよ。僕のキャリアは、まだ何年も先があるし、僕の最良の年はこれからやってくると信じている。もっとグランドスラム大会で優勝したい、と言うのは簡単かもしれないけど、現実には、4大大会で優勝するのは非常に難しいんだ。