次世代を担うクルマと燃料はど~なるか予想してみた! (4/6ページ)

イキなクルマで

そうなると、電気自動車では大量にバッテリーを積み込むしかありません。それでも、長距離を走ることは難しいんですね。

そして、電気を大量に消費する装備はなんだと思いますか?ヒーター、冷房、オーディオなど、快適装備の類いです。

さらに、もし電気がなくなって止まってしまうと(電欠)、レッカーでは運べず、車載して運搬するしかありません。一般的な乗用車タイプの電気自動車が満充電で抱えているエネルギー量は、ガソリン乗用車でいえばおよそ10リッターのガソリンにも満たない程度です。

クリーン・ディーゼルはというと、最近のモデルは排気ガスをよりクリーンにするために尿素(人間の尿に含まれています)を排気管の中に噴霧しているケースが多いですね。

photo by トヨタ自動車WEBサイト

当然、黒煙なんか吹きませんし、都市部の幹線道路といった、非常に空気が汚れている場所では、外気よりもクリーン・ディーゼルが吐きだす排ガスの方がクリーンだともいわれています。

ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比較すると、あまり高回転まで回るユニットではありません。そのかわり、ごく低回転から強力な力を発揮します。

そのため街中でも高速道路でも運転が非常に楽ですし、燃費も優れています。ディーゼル・ハイブリッドという、ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたモデルも登場していますので、今後の展開にさらに期待がもてそう。

しかし、基本的にはガソリンエンジンと同様に、内燃機関には違わないので、石油ベースの燃料を燃やして走る以上、石油の枯渇問題CO2排出の問題がネック。

もっとも未来的な燃料電池車ですが、このクルマはまだ公道を走りはじめたばかり。

水素を充填さえしてやれば、モーターの発生させる力で走行が可能。

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