将来成功したいならやっておくべき「タダ働き」のすすめ (1/3ページ)
「お金が欲しい」「お金に困る生活はしたくない」という金銭欲は誰もが多かれ少なかれ持っているもの。
しかし、その希望通りにお金を掴む人もいれば、変わらず貧乏なままの人もいる。
『世界最強! 華僑のお金術 お金を増やす「使い方」の極意』(集英社刊)は、端的に両者の違いについての本だ。
自然にお金が集まってくる人は、お金についてどんな考えを持っているのか。
今回は本書の著者、大城太氏が、『面接の達人』など数多くのベストセラーを持つ作家、中谷彰宏氏とこのテーマについて対談を行った。
■「上司からの無理なお願いをこなすことで絆ができたし、工夫して解決する力をつけさせてもらえた」
大城:「お金に対する意識」については、日本人の中にも意識の差はあるのかもしれません。たとえば、関西と関東でも違っていて、関西では買い物をする時に値切るのが一つのコミュニケーションのようになっているのですが、東京の人はあまり値切らないですよね。
中谷:関西はその意味では海外に感覚が近い。会社員時代、ロケでニューヨークに行ったことがあって、その時に先輩が、日本より安いからということで一眼レフのカメラを買おうとしたんです。で、僕に値切り交渉をやってくれないかと頼まれました。
ニューヨークの店で、大体日本円で6万円くらいだったんだけど、先輩にいくらくらいで手を打ちますか、と聞いたら「2万円」と。
「さすがに2万はきついだろう」と思いつつ交渉に行って、店員が「ディスカウントするよ、いくらなら買う?」と言うものだから「2万円」といったら「冗談じゃない、帰れ」と。それはそうだよね。6万円のものを2万円で売れと言っているんだから。
でもね、こちらが帰ろうとすると今度は引き留めて「5万5000円でどうだ」と言ってくる。で、こっちは変わらずに「2万」と言うと、また「帰れ」とくるわけです。また帰ろうとすると引き留められる。