ネット発、世界が騙された13の嘘ニュース
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1976年に発表された学術的な研究によれば、一般的な人はある事柄が嘘であると明かされた後も、それを信じ続ける傾向があるそうだ。
現在ではスマホの普及により、毎秒単位で大量に情報が配布されていく。ニュースアプリなどはRSSフィードから様々なサイトの情報を取得して記事が公開されるのだが、一度取得したフィードを時間毎に再取得するという仕様にはなっていない。その為元サイトの記事に訂正が入っても、ニュースアプリ上の記事が書き換えられることはないのだ。
更にインターネットは世界中から情報が発信される。元サイトが「嘘ニュース」であることに気が付かないまま、各国の言語に翻訳され拡散されてしまうと収拾がつかなくなる。
他にもSNSなどで拡散された嘘ニュースが、それを真実のようにメディアが取り上げることでドツボにハマるものも多い。ここではネットから発信され世界に広まった13の嘘ニュースを見ていくことにしよう。
13. 北朝鮮は国民の髪型を指導者と同じくするよう指示
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金正恩が父親の後を継いだとき、彼が先代から続く抑圧的な統制をさらに推し進め、国民に自分と同じヘアスタイルを強要しようとしているとの憶測が流れた。
身だしなみや髪の長さについて一般的なガイドラインがあったことは事実だ。このおそらくはでっち上げであろう報道に関して恐ろしい点は、それ自体が何かの隠蔽工作だった可能性があることだ。そうしたストーリーの1つは、東南アジアの指導者の暗殺疑惑である。
12. アルカイダの訓練風景とされる動画
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2002年、アルカイダの訓練キャンプを撮影したとされる短い不鮮明な動画が世界的に大きく取り上げられた。だが、のちにこの極秘事項の出処について当然の疑問が投げかけられるようになり、やがてアメリカにもアフガニスタンの砂漠地帯と驚くほどよく似た風景があることが判明した。
さらにそこに映っていた雲梯やトーレニング内容が、ジョナサン・イデマによる特殊作戦訓練キャンプのプロモーションビデオのものであることも明らかとなった。
11. サルコジ元仏大統領の情事
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2010年当時、各国のメディアではニコラ・サルコジ仏大統領とカーラ・ブルーニ夫人が不仲であるとの噂が流れていた。しかしフランス国内の報道で主流だったのは、未確認のゴシップの類がツイッター上で大きな注目を集めるかどうか確認するための社会実験以上の何物でもないという見解だった。
これは少なくともル・エクスプレス紙が政権のダメージを緩和するために流したニュースである。なお、でっち上げの出処は不明で、これについて唯一の証拠はブルーニ夫人がコメントした夫を信じている旨の発言しかない。
10. スズメバチの巣にいたずらした男性が死亡
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インターナショナル・ビジネス・タイムズ紙は窮地に陥っていた。発端は、スウェーデンのジョークニュース誌に掲載されていた記事を繰り返し報道してしまったことだ。
そのジョークとは、ある男性がスズメバチの巣に息子スティックを突っ込んで死亡したというものである。液体まみれの無数のスズメバチの死骸が見つかったというニュースは完全な作り話で、スウェーデン語の原文ではそのことがはっきりと読み取れた。しかし翻訳版はそうしたニュアンスを伝えるものではなかったのである。こうしてインターナショナル・ビジネス・タイムズ紙は自分の首を絞める形となった。
9. ハイチ人の救助に大手航空会社が無償で協力
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この作り話の悲しい点は、ハイチ地震の被災者に対して大手航空会社が無償で手を差し伸べるよう願う誰かが噂を広めたことではない。航空会社の代表者が顔色一つ変えずに噂を広めた人物を公然と非難したことだ。救助に協力しなかったことについては、一切の遺憾の念も表明されなかった。
8. ナイジェリアのレストランで人肉料理を提供
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このニュースは非常に広い意味では大胆不敵な広報活動の結果であるが、狭い意味ではホテルオーナーと201号室に頭蓋骨とAK-47を仕込み噂を広めた犯人との関係の結果である。
ナイジェリアのタブロイド紙にこのニュースが掲載されたのは2015年のことだ。すると他紙も追従し、オーナーのムコウェ氏はほとんど殺人犯のような扱いをされるようになってしまった。が、実はこの噂を流したのは同氏と金銭上のトラブルを抱えていたオニチャの先住民族だったのだ。結局、ムコウェ氏は88日間留置場に拘束され、ホテルまで解体されるという踏んだり蹴ったりの結果となった。
7. 男性がジャスティン・ビーバーでクマを撃退
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あるロシア人男性がクマに襲撃されようとしたまさにその瞬間、携帯電話が鳴り、これに驚いたクマが逃げ去った…この時の着信音がジャスティン・ビーバーの「ベイビー」だった。
クマの耳には人気ソングが耳障りなことこの上なかったと伝えられたこのニュースだが、真実は少々異なっている。実はジャスティン・ビーバーの歌声が響いたのは、男性がすでに襲われて重傷を負った後だったのだ。6. スモッグで見えない太陽をテレビで見つめる中国人多発
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工場から排出される煙でひどい大気汚染が進んでいるのは事実だ。だが、本物の太陽が拝めなくなったからといって、中国人がそれを大型テレビで見つめているというのは真っ赤な嘘である。
彼らが本当に気にしているのは、インフラのない田舎暮らしを生き残ることや、グローバルマーケットで競争力を維持することだろう。このニュースで伝えられた偽の日没は、製品を売り、産業の活力を維持することを狙う企てに過ぎなかった。
5. 自撮りシューズが販売される
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2015年のエイプリルフールのネタとして登場したのが、ミズ・ムーズの女性用の自撮りシューズであった。これはつま先からスマホが飛び出すスタイリッシュなパンプスである。公共の場所で足を頭より高く蹴り上げて満足のいく自撮りをするには、体が異常に柔らかくなければならない。
だがそれ以上に、USAトゥデイやハフィントンポストなどで、その欠陥が指摘されなかったのは恐ろしいことだ。
4. イスラム国の天敵
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あるジャーナリストによれば、この女性はリアナと呼ばれていたという。彼女はクルド人の戦士であり、片手を置いている武器の扱いに長けていた。その姿からは想像もつかないが、イスラム国の兵士を100人も倒したのだという。この話が都市伝説であることが明らかになると、今度は多くのメディアが彼女が所属していた国防市民軍兵を過小評価するようになった。
3. カリフォルニア工科大学が大地震を予測
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これは純粋に計算ミスによるものだ。カリフォルニア工科大学の地質学者は、大地震が迫っているという警告が誤っていることを知り焦ったに違いない。この地震はビッグワンと呼ばれ、かねてからカリフォルニア州の人々を不安がらせてきた地震であった。科学者たちは「地震の予測は不可能」と前言を翻し、自らの誤りを認めたわけだが、この世の終わりが来たかのように大騒ぎし、電話回線をパンクさせた住民たちは前言撤回に複雑な思いがしたことだろう。
2. ケンタッキーで入店を拒否された顔に傷を負った少女
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顔にひどい傷跡のある写真の子は3歳のビクトリア・ウィルチャーちゃん。ニュースによれば、彼女がケンタッキーに入ったところ、顧客が不快に思っているからと店員から退店を命じられたという。
ビクトリアちゃんが、実際にピットブルに襲われ、右目とほおにひどい怪我をしてしまったのは事実だが、退店を命じられたというのは彼女の祖母によるでっち上げである。だがこの嘘ニュースが広まったことで、ビクトリアちゃんの元には、医療費と整形手術の資金に充ててもらおうと多くの寄付が寄せられたという。
1. アメリカで飲酒可能な年齢が25歳に
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これは2014年にサンデー・タイムズ・デイリーが掲載したものだ。北アメリカ中がパニックに陥ったのも無理ないだろう。というのも、本リストで紹介した嘘ニュースの中でも最もありえそうな信憑性のある話だったからだ。
禁酒法時代の荒んだ雰囲気と汚職にまみれた政治の記憶は、西洋人にとって実に生々しい。飲酒(あるいは銃保持)の自由は犯さざるべき聖域なのだ。
via:Shocking Viral Media Reports That Were Completely Fake・/ translated & edited by hiroching
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