人間社会に嫌気がさし、四足歩行となり草を食べ、ヤギとしてヤギと共に生きる道を選んだ男の物語 (2/7ページ)
ヤギになるもなかなか大変でしたよ。四足歩行は思ったより難しく斜面では常に転んでました。それに食事は草だけです
最初はヤギたちにも不審がられていました。本気でヤギたちが襲ってくると思ったことが度々ありました。あの角は凶器にもなり得ますから、恐ろしかったです。
でも、そのうち順位制があるということを私に分からせようとしていただけなんだと気づきました。自分の順位を把握して立場をわきまえろってことだったんですね。
その後、トーマスさんに最高の瞬間が訪れた。
1匹のヤギが友達になってくれたのだ。彼女はどこへ行くにもトーマスさんの後をついてきた。トーマスに鼻をくっつけてきては、その存在を確認し、常にそばに寄り添ってくれた。

出典: karapaia
そしてついに、ヤギ飼いにこう言われそうだ。「ヤギの群れが君を仲間と認めたようだね」と。その言葉を聞いてとてもうれしかったという。
日々の生活に疲れ切って、その環境から逃れたいと思うことがある人はたくさんいるかもしれない。しかし、トーマスさんのように動物になろうと決心する人はそうそういないだろう。