読んだ回数100回以上! 気鋭のベンチャー企業経営者が語る、ジャンプ名作マンガの魅力 (1/4ページ)
『ドラゴンボール』、『幽遊白書』、『スラムダンク』など、90年代『週刊少年ジャンプ』の黄金期を支えた数々の名作マンガ。
これらの作品を読みながら育った少年たちはもう30代。ミドリムシをつかったユニークなビジネスで注目を集める株式会社ユーグレナの代表取締役社長、出雲充さんも現在36歳だ。
『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦』(ダイヤモンド社刊)を読むと、小学生時代に読んだ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『ドラゴンボール』に影響を受けたことを公言している。
では、出雲さんは、マンガからどのようなメッセージを受け取り、自身のビジネスに生かしてきたのだろうか? 話を聞いていくと、出雲さんとマンガのつながりが想像以上に深いことが分かった。
――今、お手元に、出雲さんお気に入りの本をたくさんお持ちいただいていますが、やはり『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と『ドラゴンボール』が入っているのですね。
――『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦』にも、出雲さんの『ドラゴンボール』をめぐるエピソードが紹介されています。まずは、そのあたりからお話いただけますか。
出雲:大学1年生のときに学外活動の一環でバングラデシュへ行き、そこで貧困の実態を知り、「世界から栄養失調をなくしたい」と思うようになりました。
そしてこの目標を達成するため、いつしか「地球のどこかに、ドラゴンボールに出てくる仙豆のような食べ物があったらいいのに」と思うようになり、途中で理転し農学部でいろいろと学びはじめたんです。