少しでも更生の足掛かりになれば。ヤクザの指を作り続ける人工ボディ技師 (4/5ページ)
また、福島さんの工房から電車ですぐの神戸では、日本最大の指定暴力団山口組の分裂抗争が発生し、
3月には、警察が山口組の直系組織が複数離脱し新組織を結成すると発表している。分裂してから50件の事件が起きており、中には銃撃戦もあった。
福島さんは今回の抗争の見通しや仕事にどう影響するのかについてはコメントを避けているが、「この抗争が早く終わることを願っています。それでも今は去るべき時期ではないかもしれません。やくざの世界は今でも義理と恩義で成り立っているから」と答えている。
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新しい小指があれば元組員が必ず更生するというわけではない。だが、福島さんは義指を作ってあげた人たちから感謝の言葉や手紙を多く受け取っていると言う。
「結婚でき、子供を授かったという人もいます。また別の仕事を見つけることができた人や、過去を反省し何年間も親に惨めな思いをさせたことを親に謝罪に行った人など、義指は多くの人たちの役に立っています」
「過去に死んでいてもよかったのに、今生きていることがとても嬉しい。この様なメッセージを聞くと励みになります。私はヤクザのためにサービスを提供しているのではありません。