39%の人がネット情報を信じない!原因は言葉選びが悪いから? (3/3ページ)
「容姿が衰えた」「不細工になった」だけでも充分失礼ですが、「劣化」はモノ扱いですので書かれた方がどんなに傷つくかという想像力に欠けています。
また、現在は「看護婦」を「看護師」に、「保母」を「保育士」に、「父兄」を「保護者」に置き換えるようになっています。しかし、ある言葉を使わないようにしたからといって、使われている文脈が差別的であればそこに不快感は生まれます。
そして、「エイジ・ハラスメント」も問題になります。日本は若さを称賛する社会なので、「老けた」を意味する言葉は可能な限り使わないようにしましょう。
「おじいちゃん」「老人」はもちろん、テレビのレポーターなどが年配女性に話しかけるときに使う「おかあさん」という言葉も不快に感じる人がいます。
会話であれば、相手の反応を予想することができますが、文章は目の前に相手がいないので言葉がエスカレートしがち。読む可能性がある相手を思い浮かべ、それぞれの立場の人が読んだらどう思うだろうかと表情をイメージしてみましょう。
そのうえで、少しでも引っかかる表現があれば避けるのが賢明です。
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ネットは誰でも発信できるからこそ、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまうこともあるということを忘れてはいけないと感じました。
ゴテゴテと着飾った言葉よりも、シンプルな言葉で思いを伝えられるような人になれたら素敵ですね。
(文/平野鞠)
【参考】