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FUTURUS

フォードが温室効果ガスを原料にした自動車部品を開発

温室効果ガスへの対策のひとつとして、二酸化炭素を資源として利用するという方法がある。フォードが自動車メーカーとして初めて、キャプチャーした二酸化炭素を原料の一部として使用する部品の開発に成功した。


■ サステイナブルな原料を模索

温室効果ガスの排出と世界の気候変動は現代社会において大きな問題だ。ブリティッシュ・プラスティック連盟によれば、世界ではじつに毎秒2400万ポンド(約1万900トン)もの二酸化炭素が排出されているが、石油消費量の4%近くがプラスティック製品の製造に使われているという。

フォードはこれまでも、約20年間にわたってサステイナブルな材料の研究を行ってきた。大豆を使った発泡ゴム、ココナッツの繊維やリサイクルしたタイヤ、Tシャツやデニム生地が、トランクのライナーやガスケット、室内カーペットなどさまざまな場所に使われているという。


■ 二酸化炭素からプラスティックを生成

そしてフォードは2013年からさまざまな会社や供給元、大学などの研究機関とともに、キャプチャーした二酸化炭素の利用方法を探ってきた。ニューヨークにあるNovomerという会社もそのひとつだった。Novomerは、工場から出る二酸化炭素をキャプチャーし、発泡ゴムやプラスティックといった製品として活用できるポリマーを作り出す技術を持っていたのだ。

フォードは、キャプチャーした二酸化炭素を最大で原料の約50%に含むポリオールという素材を使って、シートやボンネット裏側に使う部品を開発した。これによって、液化石油ガスの消費量を年間6億ポンド(27万2000トン)も削減できる可能性があるという。

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