休日に一気読みしたい! 完結しているおすすめ漫画10選 (4/7ページ)
死んだ母親を生き返らせようとした結果、自分の手足を奪われたエドワード・エルリックと、カラダを奪われて鎧に魂が入った、アルフォンス・エルリックという二人の兄弟が、そのカラダを取り戻そうとするお話です。エドワード・エルリックが鋼の義足と義手を付け、錬金術を唱えることから鋼の錬金術師と呼ばれています。作中にはさまざまな錬金術士が登場し、彼等とのバトルを繰り広げながら、世界の真実を追求していきます。両手を合わせたあとに、地面に両手を付けると術が発生する動作が非常に流行り、真似をする方も多くいました。
とにかく魅力的なキャラクターが非常に多く、戦闘も、錬金術という特殊な技術を用いた先頭になっておりますので非常に新鮮です。巻数も27巻なので適度に読みやすい長さでしょう。とはいえ、内容も一部難しいところがあるので、何度も読みなおすと一層楽しめる作品でしょう。心理や哲学を考える機会もあり、ただのバトル漫画ではなく、いろいろと考えさせられる作品になっています。
作者:荒川弘
出版社:スクウェア・エニックス
掲載雑誌:月刊少年ガンガン
連載開始:2001年から2010年まで連載
■るろうに剣心(全28巻)
明治時代初期の日本を舞台に、流浪人である緋村剣心が、逆刃刀と呼ばれる人を斬ることができない刀で戦い、明治時代の世を駆け抜けていくストーリー。過去が原因でかつて人斬り抜刀斎と呼ばれていた剣心ですが、人を斬ることをやめ、仲間や神谷薫(ヒロイン)との出会いもあり、剣心も次第に明るくなっていきます。しかしそれでもすぐに敵が襲いかかり、時には剣心も心が折れて、ホームレスのようになってしまうこともあります。
大切な人を守るため立ち上がり、普段はおっとりした目が戦いの場面ではギラついたパッチリした目に変わり、そのギャップがカッコイイです! 映画版では佐藤健主演でかっこよかったですが、漫画の緋村剣心も非常にかっこいいですので、映画しか観ていない方は漫画の方も必見です。戦国などを舞台にした漫画は多かったのですが、明治時代を舞台にした漫画は難しいと言われてきました。しかし、それを跳ね返すほどのおもしろさです。