就活でお祈りメールをもらったら? その後の対応まとめ (2/3ページ)

就活スタイル

しかし、前提条件として覚えておきたいのは、基本的にはお祈りメールは社交辞令であって、それに対する返信義務があるわけではないということです。

明らかな定型文が並んでいるだけのお祈りメールであればあえて返信しないのも賢明な判断です。採用担当者が機械的にメールを送っており、返信しても読んでもらえないことも十分に考えられます。

しかし、返信しておくと良いお祈りメールもあります。企業によっては一人一人に熱いメッセージを送る場合もあるからです。詳細な不採用理由に至るまで伝えてくれる場合もあります。そういった丁寧なお祈りメールに対しては、礼儀をもって返信するのがマナー。就活が忙しかったとしてもできる限り丁寧に返信するように心がけましょう。

■返信メールには感謝の気持ちをこめる

お祈りメールに対して返信をしようと決意したらどのように書くかが大切になります。基本的な姿勢は自分の選考に時間を割いてくれたことに対するお礼の気持ちを伝えるようにしましょう。企業の採用活動では何十、何百という人に対して時間を割いて吟味し、必要な人材を選び出すという過程を踏んでいます。採用担当者は、莫大な時間を割いて採用決定を行っているのです。その事実に対して感謝の気持ちをこめるのは基本的なマナーとしても押さえておきたい点と言えます。

また、同時に就活に対する前向きな姿勢を伝えるのも良い視点です。時間を割いて面接をしてくれた際に、その対話の中で自分を見つめ直す機会が得られたり、ゼミでの研究内容の討論を通して新しい考え方が芽生えたりした場合もあるでしょう。そのことを率直に伝えて感謝すると共に、今後も努力を続ける旨を伝えると採用担当者側も喜ばしい気持ちになります。だからこそ今後もご縁があればいい関係を続けられれば幸いであるといった主旨の締めくくりができると相手に感謝の気持ちもよく伝わるのでしょう。

■逆転の可能性? 追加募集の候補に入る場合も

お祈りメールに返信をするのはともすれば逆転の可能性をつかめるチャンスでもあると考えておくのも大切です。

「就活でお祈りメールをもらったら? その後の対応まとめ」のページです。デイリーニュースオンラインは、お祈り不採用返信メールカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る