コアなファンが多い? サブカル好きにおすすめの漫画10選 (4/8ページ)

学生の窓口



美しさへの執着と舞台で喝采を浴びる快感に取り付かれた女優たちの思いが錯綜する、毎巻目の離せない展開となっています。累の母親にも秘密があります。これはぜひ漫画を読んでほしいのですが、その秘密を累が受け継いでいく、というストーリーは恐ろしく、とても悲しいものに感じることができます。どろどろとした欲望がまざまざと描かれている漫画です。そして著者の絵の力もとてもすばらしいです。美しい女性を描くシーンもあれば、欲望にまみれた鬼気迫る女性のグロさを感じる表情などみていてぞくぞくするものがあります。

作者:松浦だるま
出版社:講談社
掲載誌:イブニング
連載開始:2013年
巻数:7巻(2015年11月20日現在)

■失踪日記2 アル中病棟:吾妻ひでお

2005年に発売された吾妻ひでおの漫画「失踪日記」の続編の漫画です。失踪日記では「夜を歩く」「街を歩く」「アル中病棟」の3つのエピソードが収録されています。「夜を歩く」では仕事を放り出し、行方不明になる、首つり自殺に失敗しホームレスとなるが、警察に捕まり終了します。「街を歩く」ではまた失踪をし、ホームレスになり、配管工になり、社内報に漫画を採用されるという事態にまでなる、破天荒を現実に行っています。そして「アル中病棟」では家族に強制的に入院をさせられた入院中の様子をリアルに伝えています。

その続編としての「失踪日記2アル中病棟」は先述したようなホームレスや自殺未遂などの重いテーマもギャグタッチの漫画なので、さくさくと読めてしまいます。しかし内容はかなり実際に重いです。薬を服用し、アルコールを摂取すると気分が悪くなり、睡眠障害、鬱などの障害がでています。完治の難しいアル中のリアルな様子が知りたい人にはぜひ読んでください。おもしろいのに怖い、という不思議な感覚に陥ります。

そしてこの漫画のおもしろさは本人以外ではなく、まわりの人間をとてもコミカルに描いているところです。リーダーがいたり、ケンカばかりする人、暗い人、うつうつしている人、など、筆者の視点で自分の友だち?! というくらいわかりやすく描写されているのも漫画にのめり込む要素の一つです。

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