不安が減って時間が増える!リスト作成で得られる6つのプラス面 (1/3ページ)
『リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣』(ポーラ・リッツォ著、金井真弓訳、飛鳥新社)の著者は、テレビ界のアカデミー賞とも称される「エミー賞」の受賞歴を持つアメリカの著名TVプロデュ―サー。
それだけでも特筆に値しますが、さらに注目すべきは「リストマニア」であること。「いまの自分があるのはリストのおかげ」と信じて疑わないとすらいうのです。
リストマニアといわれてもいまひとつピンときませんが、これは「リストづくりへの情熱を持っている状態」「リストづくりに異常なほど惹かれる状態」と定義されているのだとか。
「たかがリストで大げさな」と思いたくもなりますが、著者は「エミー賞を受賞できたのもリストがあったから」だとすら断言しています。
そればかりか、締め切りに追われていても、リストを使うことでさらに多くの仕事を進めることができ、海外での結婚式を計画し、引っ越し先を見つけることもできたのだというのです。
リストを書くだけでそこまで変わるというのは、驚きではあります。ちなみに、リストをつくるプラス面は6つあるのだそうです。
■1:不安が減って時間が増える
やらなければならないことが山積みになっていて、どうしたらいいかわからない。しかしそんな不安も、リストをつくれば和らぐということ。
やるべきことを紙に書きはじめて(またはスマートフォンに入力しはじめて)頭から追い出したとたん、ストレスのレベルが下がるということです。
それに、そもそも人は忘れる生き物。だからこそ、なにかを思いついたら、目立つように書いておくことが大切だといいます。
■2:脳のパワーが高まる
リストをつくるときに使う脳の一部は、普段は使わない部分なのだそうです。だから、人生をきちんと整理しながら、脳の力をアップさせて冴えた状態でいられるというわけです。別な表現を用いるなら、脳を活性化できるということになるのでしょう。