笑って泣ける!? クレヨンしんちゃんの名作映画10選 (3/7ページ)
監督:ムトウユージ
脚本:もとひら了
原作:臼井儀人
■クレヨンしんちゃん「雲黒斎の野望」
興行収入は14.2億円。キャッチコピーは『しんちゃん、3回だいへんしん!』。タイトルを原作者の臼井義人氏が命名しただけでなく、映画の原作漫画を臼井氏が描いた最後の作品となっています。同じ時代劇作品でも、『嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』とは違い、本作はチャンバラ映画となっており、時代劇として本格的なセリフ回しや描写に、大人のファンも多い作品です。タイトルにもなっている「雲黒斎(うんこくさい」や悪役として登場する『又楽斎(またがくさい)』『羽鬼楽斎(わきがくさい)』など、実にクレヨンしんちゃんらしい子どもが喜びそうなネーミングセンスが光った作品でもあります。
【あらすじ】
未来のタイムパトロール隊員がタイムマシンに乗り時空をパトロール中に戦国時代の異変に気づきます。調査に向かった彼女に謎の時空魚雷が! なんとか攻撃をよけ不時着した先は、しんのすけたちの住む『現代』の地中深くだったのです。
身動きの取れない彼女がマイクロマシンで野原家のペット『シロ』の体を借り野原家の3人に戦国時代の異変を伝えます。そして野原一家は戦国時代へとタイムスリップするのです。
監督:本郷みつる
脚本:原恵一/本郷みつる
原作:臼井儀人
■「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」
興行収入は14.5億円。キャッチコピーは『未来はオラが守るゾ』。本作品は昭和30~40年代を懐古する作風となっていて、そのためか『クレヨンしんちゃん』の視聴者層である子どもよりも、その両親に向けた作品のようになっています。本作品のDVDのCMキャラクターには俳優の阿部寛が起用され、大人が見ても楽しめる作品ということを強調したり、本編中に流れる挿入歌もフォークソングなどを多数使用し、作中に登場する車もトヨタ・2000GTなど名車が数多く登場するなど、まさに大人のための『クレヨンしんちゃん』と言っても過言ではない作品となっています。