「音風水(おとふうすい)」愛が深まる・運気が高まる!花火の楽しみかた【7月28日〜8月1日】 (2/4ページ)
そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
【花火の歴史】日本の花火は、隅田川から。
花火のルーツは諸説ありますが、中国にその原点があると一般的にはいわれています。日本ではじめて花火を見たといわれているのは、徳川家康。それ以前に、伊達政宗が花火を見ていたという記録も残っているようですが、定かではありません。仙台で暮らす私としては、伊達政宗であってほしいなと思います(笑)。
さて、花火は江戸で大流行しましたが、花火による火災も発生。江戸幕府が、花火禁止令を出すほどだったそうです。1733年に時の将軍徳川吉宗(よしむね)が、飢饉と疫病を祓うための花火を打ち上げました。これが「両国の花火(現在の隅田川花火大会の前身)」のはじまりとなったそうです。
両国の花火が全国に広がり、全国各地で花火大会が行われるようになりました。花火には厄払いの意味はもちろんのこと、飢饉と疫病の犠牲者たちへの鎮魂の意味が込められています。
今年は「カラダ」で味わってみて!
「音あって形なし」。夜空に咲く火の花は、あっという間に散っていきます。
もしも花火に音がなかったらどうでしょう? 想像してみてください。