「音風水(おとふうすい)」愛が深まる・運気が高まる!花火の楽しみかた【7月28日〜8月1日】 (3/4ページ)
それはそれで美しいと思いますが、やっぱり物寂しい感じがしませんか?
花火の魅力は「ヒュ~~~~~、ドン! パチパチパチパチ」とお腹に快く響く、あの大きな音。実は、花火が打ちあがるあの音には厄払いの効果があるんだそうです。
ちなみに夜空で火の花が開くまでに奏でられる「ヒュ~~~~」という音は、花火玉につけられた「笛」の音。「ドン!」という音の前の「ヒュ~~~~」という音で、私たちの期待感もぐっと高まりますよね。
元気をチャージしたいという皆さんは、花火大会で思いっきり歓声をあげて、思いっきり笑いましょう。花火が打ちあがった瞬間、大人たちも「おお~~っ」「わーっ!」と歓声をあげて拍手をしたりしますが、お腹の底からみんなで大声を張り上げられる花火大会は憂さ晴らし、またとないストレス発散のよい機会になります。
「ココロ」でも感じられる花火
カラダじゅうに響く、打ち上げ花火の華やかな音もいいですが、線香花火の「パチパチパチ」という消え入りそうな音もまた、味わい深いものがありますね。
線香花火の短い一生には、それぞれ名前があります。火をつけると、命が吹き込まれたように火の玉が大きくなっていく姿は、花を咲かせる前の「蕾(つぼみ)」。「パチッパチッ」と火花が散りだす姿は「牡丹(ぼたん)」。やがて勢いを増して飛び散る火花は「松葉」。そして火の花が一本、また一本と落ちてゆく「散り菊」。
「夏の思い出は?」と聞かれて、恋人や友人と楽しんだ線香花火をあげる人も多いのではないでしょうか?
しゃがみこんで、身を寄せ合いながら線香花火に火をつける。やわらかな火灯りに照らされて、「パチパチパチ」というかすかな音にふたりで耳を傾けるひととき。