海外旅行を安全に楽しむために…気をつけるべき「感染症」とは? (3/5ページ)
このクモに咬まれると激しい痛みととももに、咬まれた部位の腫れ、めまい、嘔吐、時には血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることもあります。
植物を介した感染症はあまりありませんが、植物に付着しているダニやクモなどが、感染症の原因になる場合があります。 海外で気をつけたい「動物を介した感染症」とその症状とは? 海外で気をつけたい動物を介した感染症には、以下の2つがあります。
・狂犬病
・鳥インフルエンザウイルス感染症
1.狂犬病
イヌだけでなく、コウモリやネコなどに噛まれた場合にも、狂犬病ウイルスに感染する場合があります。
噛まれて10日目あたりから、以下の症状などを起こします。
・発熱
・頭痛
・全身倦怠
・嘔吐
狂犬病ウイルスは、末梢の神経からゆっくりと脳へ向かい「恐水症」と呼ばれる状態になります。
恐水症では、狂犬病ウイルスが脳に向かうことにより、何かを飲み込もうとすると、筋肉が痙攣してしまうので、水そのものを怖がるようになります。
そして昏睡状態となり、呼吸ができなくなって死に至ります。
狂犬病は発症してしまうと有効な治療方法はありません。とにかく、予防が大切です。
2.鳥インフルエンザウイルス感染症
感染した鳥、またはその排泄物に近づくことにより感染します。
感染してから2〜7日後に、高熱や咳などの症状があらわれ、急激に全身の多臓器不全になり、死亡することがあります。