読む速度が2~7倍に!右脳が活性化する「楽しい速読法」とは? (2/3ページ)
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平井さんの営業時代は、そんな彼や彼女たちを前に、無力感を味わった時期でした。
「いくら『あなたにもできるよ』っていっても、『自分には無理』とあきらめてしまうんです。できると思った人はできる、できないと思った人はできない、ただそれだけの違いだと感じていたので、自信のない人がやればできるんだ、と思える方法を自然と探していたような気がします」
そんなとき、速度の読書速度が可視化される仕組みに感動し、自信がない人が自信をつけるために「このツールは使える!」と思ったそうです。
「なぜなら自信がない人は、目に見えないことには自信を持てないからです」
そして、当時の速読のトレーニングをより改良し、楽読の開発に至りました。ちなみに楽読というネーミングには、続けるためには楽しくなくては、という想いが込められているそうです。
■楽読は右脳のフル稼働によって本が速く読める
人の脳は文字を見ると、理解しようと左脳が働きだすと先に書きました。
しかし楽読はそのような読み方ではなく、右脳を使った読み方を、レッスンを通じて身につけていくのだそうです。
「文字を理解せずに、見ることだけをしてもらいます。見る力が増すと、結果的に、理解する力が増します。そもそも私たちって、意図的に文字をただ見ることって、生まれてきてからしたことがないんですよ」
楽読では、ひとつのことしかできないという左脳の性質を利用し、左脳が処理しきれないくらいの負荷をかけてフリーズさせた上で、右脳をフル稼働させるというユニークなトレーニングを導入しているそうです。
具体的には、「本を見ながら(読みながらではなく)、速度の速い音声をバックに流し、周辺にも気を配りながら、受講生同士で会話をする」というトレーニングなのだとか。
実は、右脳は複数の作業を同時にすることが得意だそうです。できない、と思ってしまうのは、それまでそんな脳の使い方をしたことがなかったからなのですね。
ちなみに、速読以外の効果ですが、税理士系の専門学校でセミナーを行った際、その後受講生になった人たちのなかから、何人も税理士試験の合格者が出たそうです。