該当数が2つ以上だと要注意!うつ病自己評価尺度「6つの質問」 (1/3ページ)

Suzie(スージー)

該当数が2つ以上だと要注意!うつ病自己評価尺度「6つの質問」

『図解 使える心理学』(植木理恵著、KADOKAWA)の著者は、東京大学大学院教育心理学コース修了後、文部科学省特別研究員を務めて心理学の実証的研究を行ってきたという人物。

日本教育心理学会においては、最難関といわれる「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で受賞した実績も持っているのだそうです。

現在は慶応義塾大学理工学部講師であり、都内の総合病院で心理カウンセラーをつとめてもいるのだとか。

本書ではそんな実績に基づき、「毎日の生活をより楽しく豊かにする」という観点から、心理学の知識とテクニックを紹介しているわけです。

きょうは「元気になる心理学」のなかから、「15人に1人」がかかるといううつ病についての記述をクローズアップしてみたいと思います。

■うつとは「大うつ病性障害」のこと

ご存知のとおり、かつて「うつ病」や「躁うつ病」は「気分障害」としてまとめて語られていました。

しかし現在では、うつ症状だけの「うつ病性障害」と「躁」「うつ」が交代する「双極性障害」とは、まったく違う独立した病状だと考えられるようになっているのだそうです。

一般的に「うつ」と呼ばれているのは、「大うつ病性障害」のこと。

具体的な症状としては、気分が落ち込んで、すべてのことに興味や関心がわかず、集中力が低下してしまうわけです。

それどころか自責の念や罪悪感が強くなり、自殺したいという強い考え(自殺念慮)が浮かんできてしまうことも。

疲れやすく、食欲も減退し、睡眠過多や不眠に。

そして時間的には、特に朝方に憂鬱感に襲われ、夕方からは軽減するという日内変動が認められるのだそうです。

■うつは決して珍しい病気ではない!

なお、よく指摘されることではありますが、特に「うつ」になりやすいのは、几帳面で完全主義、責任感が強く、人に対して過剰に気配りをするようなタイプ。つまり、真面目な人だということになるでしょう。

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