少子化って本当に起こっているの? 子どもの割合から見る少子化の現状 (2/2ページ)
こうなってくると、人口増加、物価上昇、60歳定年、経済発展などを前提としていた社会保障のしくみでは対応しきれなくなって、現在さまざまな方法で日本の経済の立て直しがはかられています。
■少子化を食い止めるには
ところで、子どもの割合を増やすためには、子どもが増えなければいけません。高齢化は社会保障や健康寿命の課題として別問題と考えると、とにかく子どもの絶対数を上げなければなりません。そして、未婚の状態で子どもを生む女性が少ない日本では、結婚を推進し、第1子を生むための社会環境を整え、第2子以降を生もうと思える状況にならなければ子どもは増えないのです。結婚相手と出会える場、子どもを持っても経済的に不利にならない働く環境。この2つを効率的に整えないと、女性が「さあ、子どもを生もう」とは思えないでしょう。
子どもの割合が減っていることはわかっていても、今の自分の置かれた環境を考えれば、手放しに子どもを生んでしまうと後々大変な苦労をすることが見えている女性もいるでしょう。女性だけの問題ではなく、社会全体で考えていかなければいけませんね。
(ファナティック)