脳の前頭前野が鍛えられる!1歳からOKな算数力のトレーニング (1/3ページ)
わが子の可能性をできるだけ広げてあげたいと思うのが、親心。
「でも、わたしも算数は苦手だったし、うちの子にもあんまり期待できないわ……」なんて、最初からあきらめてしまっているママはいませんか?
それは大きな勘違い。子どもが暗算や計算を上手に早くできるかどうかは、先天的なものとはまったく関連がないことが最新の脳科学研究で明らかになっています。
それどころか、小さいころから「数」を意識した生活を送ることで、子どもの社会性や思いやりといった情緒面の発達も促すことができるというのです。
『小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣』(久保田カヨ子・久保田競共著、ダイヤモンド社)から、算数力が子どもの発達によい影響を与える理由、そして算数力を伸ばすトレーニング4つをチェックしてみましょう!
■数字を教材にすることで「脳」が育つ
本書は、脳科学に基づいた独自の育児法が人気の“カヨ子ばあちゃん”こと久保田カヨ子さん、夫で脳科学の権威・久保田競さんの共著。
数の概念を扱う力=算数力が脳に与える影響が、最新の脳科学研究に基づいて解説されています。
「数字」を扱うことで鍛えられるのは、脳の前頭前野と呼ばれる部分。
しかし本書によれば、この前頭前野がよく働くことのメリットは、単に「計算ができるようになる」「算数の成績がよくなる」ことだけにとどまりません。
社会性をもったひとりの人間としてバランスよく成長するために、おおいに役立つことがたくさんあるのです。
■前頭前野を鍛えてバランスよい人間に
前頭前野の働きには、具体的にどんなものがあるのでしょうか。
たとえばなにかの作業をする際に、その方法や時間配分を考え、ダンドリよくする能力。おおまかな塊からおよその量の見当をつける「概算」も前頭前野の領域です。
寿司職人が手の感覚で正確にシャリの量をつかみ取ることができるのは、この働きによるもの。子ども同士の場面でも、たとえばおやつをみんなで分けるときなどに活きてきます。