【古式銃のテクノロジー・後編】重工業技術の基礎として (3/3ページ)

FUTURUS


■ 身近なところにある古式銃

世界的にも厳格な銃規制が施されている日本だが、古式銃に関しては誰でも所持できる。

1867年より前の銃は、各地域の教育委員会が発行する登録証を添付することで売買及び譲渡が可能だ。江戸時代に製造された古式銃も、今やショッピングサイトで購入できる。

筆者がざっと見た計算だが、30万円もあればそれなりの品を買い求めることができる。これを高いか安いかと考えるのは各人によるが、もっと安価で済ませたいのであれが10万円台からでも商品はある。

古式銃保存会も、全国各地に存在する。特に戦国時代に関連するイベントなどでは、その保存会が射撃演舞をよく行っている。

我々が考えている以上に、火縄銃というものは非常に近しい距離にあるのだ。

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