月42時間の残業が当たり前!教師の苛酷すぎる「労働環境」実態 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

■モンスターペアレントが追い打ちをかける

冒頭のツイートには多くのコメントが寄せられ、なかには「私たち親は365日24時間親という仕事をやっている。16時間学校にいるなら、残り8時間も休んでいる」「過労死してこそ聖職者だ」といったような攻撃的な内容のものもありました。

一部は子どもを持った親の立場からの発言で、モンスターペアレントといっても差し支えのないものでした。

過酷な労働環境で働く教師に、モンスターペアレントが追い打ちをかけています。モンスターペアレントの事例をいくつか紹介します。

児童がけがをした際に「家まできて謝罪しろ!」と家庭訪問を強制。

子どもが自分で壊した筆箱を持ってきて「監督不行き届きだ!弁償しろ」と怒鳴り込む。

「うちの子はモデルをしているから」と言って、学校では絶対にけがをさせないという誓約書を学校に要求する。

ほかには、「検尿とるの忘れたので学校でとって!うちの子一人でできないので先生が採ってあげて!」「うちの子は食が細いから給食費を少なくしてほしい」などなど……。

こうした無理難題の全てに教師は対応しなければなりません。教師は「聖職者」だからと過酷な労働を強いるような方がいますが、教師は聖職者である前に人間です。

普通に考えれば教師にも人権があることがすぐにわかるはずなのに、自分の子どもを中心に考えすぎて、おかしな思考に陥っているとしか考えられません。

もちろん、教師の労働環境を改善すべきという声も上がっています。

インターネット上でも、「そろそろ部活動と学校切り離していく必要がある」「教師だって人間。仕事としてやっている以上疲れるし不満だって溜まる。まず自分の身があってこそだ」「くたびれた先生を見ても子どもは将来に絶望を抱くだけ」などの声がありました。

文部科学省は今年度、教師の多忙な現状を解消するための施策を検討するタスクフォース(任務組織)を設置。

この組織では、部活動について学校外の人材を起用する「部活動指導員(仮称)」の導入や休養日の設定を推進することなどを検討しています。

「月42時間の残業が当たり前!教師の苛酷すぎる「労働環境」実態」のページです。デイリーニュースオンラインは、教育女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る